発酵食で有名な小泉武夫先生の本「賢者の非常食」読了。
これは、とても参考になりました。
なんとなくこっちの方向で備蓄していたのだが
これを読むことによって、
私の中で、備蓄に関して、一本筋がとおりました。
以下、本の抜き書き
p12「大切なことは、私たちがどのような食べものを日頃から食べ、貯蔵し、
持ち出せばいいのかについての正しい知識を持つこと。」
ほんと、ほんと。
p38「江戸時代の旅人のスタミナ源は、納豆と豆腐入りの味噌汁だった。
タンパク質のトリプル摂取。これを一日三杯飲むと、
現代人が一日に摂取する肉などの動物性タンパク質とほぼ同量である。」
すごーい!
p45「昔の旅人は、持ち歩く炭水化物として、
焼き米を水で溶いて即席のかゆにしていた」
コレ、炒玄米で出来んじゃん!!
p45「持ち歩くタンパク質は「きな粉」、
持ち歩く炭水化物として他に麦を煎って粉にした「香煎」がある。」
「香煎」は、便秘にいいときいたことあるぞ!!!なお、いいじゃん!
p59「甘酒こそ最大の救荒食品。夏場をのりきるスタミナドリンク」
江戸の庶民は、夏ウナギのかわりに甘酒を飲んでいたって、聞いたことある。
p74「味噌は放射能を体内から排出させる。
そのためには、被爆前から味噌を日常的に摂取していることが
必須条件と考えられる」
やっぱり、味噌か。。。
p75「味噌汁は、朝の毒消し、一日2杯の味噌汁を」
飲むようにしようー。
p121「高野豆腐の調理法 しょうゆを水で溶き、
おすまし程度の濃度にした中に高野豆腐を入れて5分間ひたす。
麺つゆ4倍うすめ液でもよし。」
へぇ〜、しょうゆ水でもいいんだ〜。
p128「納豆菌は腐敗菌や食中毒菌に対する非常に強い消化酵素がある。
乾燥納豆は手作りできる。
是非、つくってみたい!こんど、公開します。
あと、いろんな非常食品が登場するが、
どれも日本人の伝統食なのだ。
そうか!日本の歴史の中でもまれてきた食は、
結局、非常食だったということ。
そして、日本人のからだに合うということ。
納得しました。

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