2014年2月18日火曜日

「戦下のレシピ」



























昨日、「ごちそうさん」見て、

気になって、本棚の一冊を取り出すと、

出てくる、出てくる、「ごちそうさん」のネタが次々と。

「節米料理」「婦人雑誌の投稿」

「興亜パン」(魚粉の入った生臭いパン)、

「共同炊事」「大豆粉」「火なしコンロ」のことも。。。

本文、下段に註として、当時の婦人雑誌の記事が

資料として掲載されているのですが、

それが、おもしろくて、おもしろくて。

しかし、さすがに終戦末期の頃になると、

そこまでするん?!というくらい

雑誌記事がどんどんサディスティクになっていく。

読んでるだけで、「もういいです」状態。

でも当時は、お国のため、

どんどん追い込み、追い込まれていく。


「寝不足で重労働なのに飯がない、それが戦争の本質」

「戦争になれば、必ずまた同じことをが起きる。

戦争の影響で食糧がなくなるのではない。

食糧がなくなることが戦争なのだ」


リアリティありますな。


「戦下のレシピといった題材は、

とかく感謝や反省の材料に使われがち。

「いまの豊かな生活を感謝しましょう」

「いまのぜいたくな暮らしを反省しましょう」と。

しかし、当時の暮らしから、耐えること、

我慢することの尊さを学ぶという姿勢は違うような気がします。

こんな生活が来る日も来る日も続くのは、絶対に嫌だ!

そうならないために政治や国家とどう向き合うかを、

私たちは考えるべきなのです。(あとがきより)



お〜、最後にそうシメたか。。。



備蓄、備蓄とばかり言って下ばかり見てると

お国はとんでもない方向へ

持ってちゃうよ〜という警告でもあるのね。



戦争以外にも、地震や災害もあるしね。

あの時代をどのように生きのびてきたか、という知識は大事。

知っていても損じゃない。

災害は、国に文句言っても、対応遅いから、

最低限、自分の身は自分で守るしかないと思うリスでした。







あ、昨日の「火なしコンロ」の推測、

まちがっていました。ソーラークッキングではなく

今で言うところの保温調理の「シャトルシェフ」

でした。







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