2014年6月12日木曜日

「鳥はむ」の瓶詰め 仕上げ


さて、瓶も到着、肉の仕込みも3日目。

肉を取り出して、触ってみると、

うん、俗にいう、肩こり状態。

肉をつまんだ時に、コリ、コリん。

漬ける前につまんでおくと、

差がわかります。。。


これが、肉に塩漬けが効率よく行われた証拠。

さて、仕上げに入ります。


1、塩抜き

  1.5%程度の塩水に漬けます。(むかえ塩)

  肉の旨味成分が流出せずに、

  塩分を効率よく排出する方法。

  30分ぐらい漬ける。

  →水をかえて2〜3回これ繰り返す。

今回、流水で洗い流さず、スパイス類はついたまま
塩抜き作業にはいりました。
そのようなやり方をしている方もいましたので。



2、目安は、肉の切れ端を切って、

  チンして、試食。

  感想:ハムっぽーい!でも、甘い!

  砂糖入れすぎたのか、塩抜きすぎた?

  味の調整は、この後できるので、このままでok.



3、本来、塩漬けの前にやるべきことですが、

  ここで、肉を半分に削いで、たこ糸でしばりました。

  そして、塩とスパイス少々追加して、味を調整。






4、煮沸消毒した瓶に、3の肉を詰める。

  そこにレモン汁、一瓶に大さじ1ぐらい入れる。

  酸度があると、保存力もアップするだろうから。

皮目もつけたまま。




5、下の方に隙間ができやすいので、

  消毒した箸などで、くいっくいっと押し込む。

  そうしてると、340mlのWECKの保存瓶でぴったり!

  八分目ぐらいの量になりました。

  まったく、たこ糸でしばった意味がなかった。





6、5の状態で、鍋に湯をわかし、100℃で1時間煮沸。

  保存を重視したので、時間は長めに設定しました。

  多少、肉はパサついているかもしれません。

  自然に冷めるまで放置。その後、冷蔵保存。




7、翌日、こんな感じ。蓋も開かないので、密封成功。

  右の瓶は上部に鶏の脂が、いい塩梅に、蓋になっています!

  肉に空気が直接触れないので、

  保存力がアップするのではないかと思います。

  残念ながら、左の瓶は、肉が上がってますね。

  煮沸する前にオリーブオイルを入れれば、いいのかも。

  コンフィですね。


水分は入れてないから、この水分は肉からでたもの。
固まってゼラチン状態になっていると思います。
皮目を入れたのもこの理由。
高いお肉なので、あますところなく使いたい!


しかし、ハム味にする意味があるのか。。。

蒸し鶏でもいいんじゃないかという疑問は、残りますね。笑



何故、疑問を持つかというと、

WECK COOKINGの本にも、

「ハーブの蒸し鶏」というレシピがあります。

白ワインと塩を揉み込んで、30分おき、

瓶詰め調理するもの。

冷蔵庫で3日も寝かせる必要があるのか。。。

まぁ、両方作って、

味で勝負ですね。



次回、いざ、試食!






※この「鳥はむ」作る過程で、

食中毒をおこしやすいらしいので、

細心の注意が必要です。。。。





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